大変ご無沙汰をしてしまいました。
そして、あけましておめでとうございます。
昨年、一切このブログを書くことができませんでした。
それぐらい、余裕が無かったのだと思います。
どんな一年であったのかは、また後ほど詳しく書き記しておこうと思っています。自分の為にも。
新型コロナウィルス感染症によって、
普段は考えもしないようなことを沢山の考えさせられました。
言いたいこと、記しておきたいことはそれこそ山程あったのに、それでもブログを書けないくらいに重く窮屈で不自由だったのは、
価値観の対立をまざまざと味わったからでした。
店を営むことは、そしてその営みかたというものは、自分たちの価値観の表明をすることなのだと改めて強く感じさせられました。
お店を営業するのか、休業するのか、再開するのか、しないのか、その一つ一つの決断と行動が、価値観の表明になってしまって、そしてそこには必ず対立する価値観が存在する訳です。
新型コロナウィルス感染症を
恐れる人。
恐れよと言う人。
恐れない人。
恐れるなと言う人。
自分と違う価値観の人が必ず存在して、しかもその人たちとも交わっていかねばならないことはとても苦しいことでした。
だって正解がわからないのだもの。ね。
だから、苦しかったなぁ。重かったなぁ。
でも、この苦しかったこと。重かったこと。これはどんな価値観の人も皆んな共通だよなと思いました。
正解がわかった後、振り返った時に、
対立していた価値観や考え方の人同士も皆んなが皆んな、【大変だったよね〜】の共通項で繋がれる不思議な連帯感を夢想して、
僕はやっと、なんだか気楽に、このブログも書けるようになった気がしました。
さぁ、一年が始まります。
たくさんの与えられた課題があります。
きっと弱音や愚痴も飛び出すでしょう。
でもそれらを含めて、僕は希望を夢想しています。
大丈夫。大丈夫。
僕の数少ない取り柄は、のんきなこと。
だからのんきに、
健やかなる一(はじまり)を迎えました。

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